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漢文の勉強法「第2回 読み間違い 解決編」|武田塾新札幌校



こんにちは。 札幌の大学受験予備校、 武田塾新札幌校の井口です。

受験生のあなたに 武田塾の参考書を使った最短最速、 教科別の勉強法を順次ご紹介して いきます。

今日のテーマ

今回はの第2回目です。
「読み間違い 解決編」

前回は漢文の読み間違い原因編を紹介しました。漢文はそもそも漢字なのですが、現代語とは意味が異なること、古文と同様に省略が多いので主語を取り違えたりしやすいこと、さらにそれでも筋が通ってそうな感じがすること、などが読み間違いが起こりやすい原因でした。今回はではどうすれば良いのか?その解決策を紹介してきます。

動画はこちら


省略への対処法

古文と同様に主語が省略されているのが漢文ですが、この省略における読み間違いをなくすために何をすれば良いでしょうか?

それは、まず先に古文の読み方を身につけることが良いでしょう。
そうすれば省略を補えるようになります。

ただし、漢文を書き下し文にできることが前提になります。

そのために、句法を覚える必要がありますので覚えましょう。


漢字の読み間違いへの対処法

この問題への対処法については、音読で対策しましょう。

漢字のままだから読み間違えるので、平仮名、つまり音にしてしまえばいいという考え方です。

漢字でできた文章を漢字の意味で読むから読み間違えが起こります。

ですから、漢字を音でできた文章にして、後から意味が合うよう適切な漢字を当てはめることをすれば良いわけです。

読み間違える原因を取り除けば、漢文は要は「簡単な古文の文章」になります。

センター試験のレベルを知識をまず習得すれば、漢文の勉強はほぼ終わります。

使用する参考書の数も国語の中では一番少ないので、きちんと基礎から積み上げれば 問題ありません。

また、漢文の難しい問題と言えば融合問題、記述・論述がありますが、融合問題は ヒントが多いのが特徴です。

融合問題は最低限の基礎を押さえることと、出題の形式に慣れれば読めるようになります。
読めない場合でも、漢文が原因で読めないというケースは少ないです。

記述・論述形式の問題に対しては、書き下し文の正確さや、省略を補った現代語訳を書けることが重要です。

漢文は全教科の中でも得点源になりやすい方ですし、武田塾のルートでも短期間で勉強し終わります。

着実に取り組んでいってください。


さて、いかがでしたか?

何か参考になりましたか?



こちらの記事も参考にどうぞ。

科目別勉強法


◆漢文◆

・「第1回 読み間違い 原因編」


◆現代文◆

科目別勉強法動画一覧:「現代文」

◆古文◆

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◆数学◆

科目別勉強法動画一覧:「数学」