みなさんこんにちは!武田塾田町校です。
新年度になってから半月以上が過ぎ、浪人生を中心に受験に向けて勉強の真っ最中かと思います。
今日は「大学受験」の移り変わりを考察していく中で、改めて「今の受験」で必要な力について書いていきたいと思います。
■大学受験の今(2010年~)と昔(1990年代)
①進学率
大学・短大志願者数は今が約72万人に対して、90年代では116万人もいます。
これは団塊ジュニアと呼ばれる世代がこの時期に18歳を迎えたこともあり90年代は多くなっています!
なお大学自体の数は今の方が多くなっており、進学自体はしやすくなっているものの難関校の進学難易度はあまり変わっていません。
②求める人材像
現在の社会は知識社会と考えられている一方で、90年代は工業社会だと考えられていました。
それぞれの社会では以下のような人材が求められていました。(社会構造によって、求める人物像は全然違います)
知識社会・・・自身の頭にある知識やインターネット上の情報を使って自分の頭で考えられる人材
工業社会・・・決められたことを正確に実行できる人材
それに伴い、大学受験でも求められる力が変わってきました。
知識社会における受験力・・・思考力・判断力・理解力
工業社会における受験力・・・知識量・正確さ
2020年以降センター試験が大きく変わっていくこともあり、以上のような流れがより大きなものになっていくことは間違いありません。
今後受験のあり方が変わればそれに応じた対策が必要になってきます。
ただ一方で「自学自習」がこれからも重要であるという事実は変わらないどころか、より重要になってくると考えています。
社会や受験の変化にも負けない「自学自習方法」に興味のある人は、ぜひ田町校で無料受験相談に来てみてください!