2020年の旧帝大

東京大学・京都大学など最難関国立大学が属する旧帝国大学ですが、志願者は例年並み、学部によっては少々現象傾向にあります。

2020年の旧帝大の入試変更

2020年度入試で入試変更のあった大学を確認しましょう。東北大学・経済学部は、募集人員を理系学生にまで広げました。名古屋大学・医学部は二段階選抜の廃止を決定。

大阪大学・医学部は、二次試験の得点を、600点から1500点に引き上げましたので、二次試験を得意とする受験生には大変有利となることでしょう。また、2019年ノーベル化学賞を受賞された吉野彰教授は、京都大学・工学部のご出身ですので、学部の人気を集める可能性が高いです。

志願者が減少していても受験の難易度が下がるというわけではありません。特にセンター試験の平均点に左右されるのが、国公立大学の出願です。センター試験で期待通り、もしくは期待以上の得点が取れた場合や、平均点が上がった年度は強気な出願が目立ちます。

一方センター試験の平均点が下がった年や思い通りの得点ができなかった場合は、ワンランク下げた出願が多いので、自分自身のセンター試験自己採点と、平均点を確認し、吟味してから国公立大学に出願しましょう。

【2020年】旧帝大の入試日程