- 日本史をただの暗記科目と思うなかれ
- まずは「時代の流れ」をおさえる
- 出来事の因果関係に着目する
日本史は丸暗記では伸びない?!正しい勉強法で進めよう。
日本史は暗記科目、と認識している人が多いかもしれません。教科書を端から覚えていけば点を取ることができる、本当にそうでしょうか?もっと効率的に、もっと確実に、点数を伸ばす方法があると思いませんか?
日本史はまず「時代の流れ」をおさえよう
日本の各時代を追いかけていくと、当然ながら日本の各地でたくさんの出来事が起こっています。日本史を勉強する時、これらの出来事をただ淡々と頭に詰め込んでいくのは、非効率的かつ大変な作業です。
出来事の因果関係を把握しよう
日本史に限りませんが、歴史上の様々な出来事は理由もなく起こりません。各時代、各場所で起きる出来事には必ず因果関係が存在します。日本史では、学習の早い段階でこの因果関係を把握することが重要です。
出来事の因果関係を整理しよう
歴史を、ただの膨大な事実の羅列として片っ端から覚えていくのは大変です。しかし、それぞれの出来事を、その時その場所で起きた意味や、別の出来事との関係性の中でとらえていくと、時代の全体像が見えてきます。最初は細かい単語まで覚えられなくても、どのような時代でどのような動きがあったのかという「時代の流れ」がわかるようにしましょう。
「時代の流れ」を掴んでから、単語を覚えよう
出来事の関係性を確認した上で、単語を覚えていきましょう。そこで初めて、単語が「知識」として意味を持つようになります。単純に丸暗記した単語では、覚えたときと違う問われ方をした時に答えられないことがしばしばあります。しかし、「時代の流れ」を理解した上で覚えた単語は、どのような出来事の中でどのような意味で使われているのかわかっているので、知識として様々な設問に応用することができます。
日本史のオススメ参考書(基礎編)
日本史の流れを掴み、知識をつける準備をするときに役に立つ、イチオシの参考書を紹介します。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
このシリーズには原始・古代史、中世・近世史、近現代史、文化史の4冊があります。それぞれ、「時代の流れ」を確認し、理解しながら学習を進めるのに最適な参考書です。