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【慶應大学志望者は必見!】福沢先生の『学問のすゝめ』ってどんな本?



皆さん、こんにちは。武田塾田町校です。


最近、勉強法とか、受験に役立つ情報等ばかり書いてきましたので、ちょっと雰囲気を変えてみたいと思います。

武田塾田町校は慶應義塾大学三田キャンパスから徒歩1分の所にあります。
ダッシュすれば10秒程の超ご近所さんです。

校舎が非常に近いこともあり、田町校では慶應志望の生徒が多く在籍しています。


そういった経緯で、慶應にちなんだブログを書いていきたいと思います。


第一弾は慶應義塾大学創設者の福沢諭吉の代表作「学問のすゝめ」について書いていこうと思います。


当時の日本人の10人に1人が読んだ本




日本の人口が3500万人だった当時、学問のすゝめは約340万部も売れました。

10人に1人が読んだという計算になりますね。
大ベストセラー作品ですね。


実は現代の日本人は内容を勘違いしている!?




「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」はあまりにも有名なフレーズですね。

「そうか福沢諭吉は“みんな平等!!”って言いたいんだ!!」と勘違いされていませんか!?

実はそういうメッセージを伝えているわけではありません。

有名なフレーズの後に「と云へり。」と続きます。

と云へり。とは…
と言われています。という意味です。

国語の評論文を勉強している人はお気づきですね。

と言われています。と一般論が来れば、その後は一般論の否定が続きますね。

そうです!!福沢諭吉が主張したいことは“この世の中はみんな平等じゃない!!”と言いたいんです。

意外と勘違いしちゃっている人、多いんですよ。


学問のすゝめ ざっくり要約

実は福沢諭吉が言いたいことは“この世の中みんな平等じゃない!!”だと分かっていただけましたね。

では学問のすゝめはどんなことが書いているの?

という事でざっくり要約しちゃいます。

人は生まれながら平等であると言われているが、
現実には大きな差がある。それはなぜであろうか?

その理由は、勉強したか、していないかによるものである。

学問を身につけ、自分の役割を果たし独立すべきである。

自由とわがままは異なる。学問とはその節度を知ることである。

自分の行いを正し、学問を志し知識を広め、各自の立場に応じて才能と人格を磨き、
外国と対等に付き合い、日本の独立と平和を守ることが急務である。

とこんな感じでしょうか。


時代を超えて「勉強しろ!!」って言われているみたいですね。(笑)