こんにちは、東京都港区三田3丁目の武田塾田町校です。 今日は武田塾で使っている最も基本的な文法書であるNext Stageをご紹介します!
最強の英文法書
皆さんはこの文法書にその分厚い見た目から放たれる威圧感によって苦手意識を持っているかもしれません。
しかし、この本をマスターすれば早慶東大を合格レベルまで到達できる優れものなんです!!
それもそのはず英文法とは言ってしまえば英語を書く際のルールですから、ルールさえ分かってしまえばどんなに複雑な長文だってスラスラ理解できてしまう訳です。
逆に言えば、英文法を理解していないのに長文に挑むのは無謀です。たまに「文法問題は捨てて長文で点を稼ぐぞ!!」とか言う受験生もいますが、それはダメです。
ですから、どの受験生もまずはこの文法書をマスターして欲しいですね。さて、この文法書の構成は以下の通りになっています。
Part1 文法
このPart1では最も基本的で最も重要な文法を学びます。ここは何周でもしてほしい部分です。
初めて読むと、難しくてマニアックな知識も載ってるじゃん!と思うかもしれませんが、基本中の基本のことしか書いていません。全部覚えましょう。
Part2 語法
センターの第2問や多くの大学で問われる語彙問題の対策をするPartです。どの動詞がどの前置詞をとるのか。
“exciting”と”excited”はどちらがどういう意味なのか。”fare”, “fee”, “fine”, “cost”などはどう違うのか。どれも頻出事項です。量が多いですが、覚えましょう。
「奪う」系の動詞は”of”を、「妨げる」系の動詞は”from”を前置詞にとる等のパターンごとに覚えると楽です。
Part3 イディオム
このPartは武田塾のカリキュラムでは扱いません。『速読英熟語(Z会出版)』で補完しましょう。
内容としてはとても豊富なので、難しい語彙問題が多い慶應SFCや難関国立大学を目指す方は参照すると良いでしょう。
Part4 会話表現
他に比べて重要度は下がりますが、問われることの少なくない範囲です。会話表現は長文などで見る表現とは似て非なるものとなっているので覚えにくいですが、リスニング・テストなどで使われる表現が多いですのでしっかり学習しておきましょう。
ここに時間を割きすぎてしまうようなら、Part1や2に時間を費やす方が有益かもしれません。
Part5 単語・語彙
武田塾で扱うのは第28章のみです。第26章と第27章は『速読英熟語(Z会出版)』でもカバーできる範囲なのであえてこの本で時間を割く必要もないかと思います。
第28章は単語の派生系を網羅しているので、語彙を簡単に増やすことができると思います。
Part6 アクセント・発音
センターの第1問で問われる範囲ですね。多くの受験生が当てずっぽうで解答していると思いますが、意外と得点しやすい範囲です。
というのもアクセントと発音はスペリングから判断できるパターンがあり、そのパターンも多くはないからです。
難関大を目指すなら、出題されると分かっている問題で手を抜くようなことは言語道断です。余談ですが、早慶に在学している大学生講師曰く、「周りはセンター英語は満点という人ばかり」ということです。
まとめ
文法は一番基本かつ一番重要です。ルールを知らないとスポーツができないように、文法を知らないと英語は読めません。
どの受験生も例外なく文法書をマスターしましょう。そうすれば、受験生の多くが苦手とする長文問題も構造がスッキリ見えて、楽々解けるようになります。