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【受験生必見】抑えておきたい過去問活用術 7選!!

皆さん、こんにちは。

武田塾田町校の福山です。
10月も中盤に差し掛かり、受験生の皆さんは最後追い込みをかけている頃かと思います。

志望校の過去問を解きまくっているそんな時期ではないでしょうか。

そこで今回のブログは「過去問の使用方法」について解説していきたいと思います。

え~まだ全然始められていないという生徒はこのブログを参考に着手してくれると嬉しいです。

目次
1.過去問は大学からのメッセージ
2.過去問をやる目的
3.過去問を解く
4.各科目ごとに得点計画を立てる
5.志望大学の問題に触れ、傾向や難易度を感じ取る。
6.過去問はいつからやる?
7.参考書籍

1.過去問は大学からのメッセージ

過去問とは各大学の求める『知力』を如実にあらわしています。

例えば世界史を例に挙げると、慶應義塾大学の世界史では『些末な個々の歴史的事象を自分なりに整理し、詳細に記憶する知力』。

東京大学の世界史では『歴史を一つの壮大なストーリーとして捉え、グローバルな視点からそれを俯瞰する知力』が求められているという印象があります。

つまり、過去問に目を通し実際に解いてみることで、その学校が求めている知力のカタチがぼんやりとでも掴めてくる、すなわちその後の学習の指針が見えてくるのです。

2.過去問をやる目的

過去問は大学からのメッセージとお伝えしましたが、その他に過去問と解く目的はどんなものがあるのでしょうか。

①入試傾向を把握する
(=受験勉強のイメージをつかむ)

②自分の弱点を知る
(=志望校に合わせて勉強法を工夫する)

③実力を測る
(=残された課題を見つける)

④問題の形式に慣れる
(=問題の諸能力を上げる)

⑤本番戦術を確立する
(=本番で実力を100%発揮する)

とこんな感じでしょうか。

3.過去問を解く

それでは、実際に過去問を解いていきましょう!!

赤本には、志望校攻略のヒントとなる情報がふんだんに盛り込まれています。

たとえ模試でD判定やE判定でも、過去問を解いて合格最低点を上回っていれば「順調に仕上がっている」と判断してよい。

もし合格点に達していない場合、どうすれば合格最低点をクリアできるか?それを考えるところからスタートさせましょう。

4.各科目ごとに得点計画を立てる

次に具体的に何をするかですが、受験科目・配点・合格最低点を確認しましょう。

「どの科目にどれだけ力を入れればよいか」、「どの科目でどれだけ得点すれば合格できるか」を考えましょう。

現実的な全体戦術を設定します。得意科目(伸びそうな科目)に力を入れ、苦手科目(あまり伸びそうにない科目)は「そこそこ取れればよし」とする発想です。

各科目のやることが決まったら、次に各科目の勉強時間を設定しましょう。

5.志望大学の問題に触れ、傾向や難易度を感じ取る

複数の大学の過去問を解いていくと各大学の特徴がぼんやり見えてきます。

過去問の「傾向」と「問題編」を比較検討して実際に問題を見たときの印象やプラスαの情報を引き出しましょう。

そして「これくらいなら何とか狙えそう」というラインを冷静に見極めましょう。

前述しましたが「何に重点を置き、どのように勉強していけばいいのか」各科目ごとに方針を決定していきましょう。

6.過去問はいつから始める???

過去問を本格的に解き始めるのは、秋ごろ(具体的には10月半ばごろでしょうか)で良いと思います。

まさに今がベストタイミングです。

文系受験生の多くはおそらく秋ごろにならないと社会は形にならないでしょう。

他の科目も、秋ごろになってようやく英単語を詰め終わった、古文単語を詰め終わった、という感じの人が多いと思います。

形になってない科目の過去問をひたすら解くことほど無駄なことはありません。

そういった点で、過去問を本格的に解き始めるのは秋からで十分なのです。

ただ、『秋まで解くべきではない』といっているのではありません。

ですから出来が悪くても気にする必要はありません。入試までに、その『出来が悪かった部分』を出来るように対策すればいいだけです。

7.参考書籍

今回のブログを書くにあたって参考にした書籍がコチラです!!

受験業界ではかなりの有名人、和田秀樹さんの『赤本の使い方―赤本を制したものが受験を制す!―』です。

もっと詳しく知りたいという方は、是非購入してみて下さい。