本屋に急げ!!センター過去問集&実践問題集はこれを使え!!
皆さんこんにちは。
武田塾田町校の福山です。
10月も中盤にさしかかり、国立志望の受験生はセンター対策を始められている頃ではないでしょうか。
そこで今回は、センター試験の『過去問は何年分やったらいいの?』、『実践問題集は何をやったらよいの?』という質問にお答えしたいと思います。
時間に余裕のある方は合わせて動画もご覧ください。(5:31)
センター試験過去問は何をやればいい?
書店では様々な種類のセンター試験か来問題集が売られています。
赤本、黒本、青本が有名ですね。
武田塾推奨過去問は河合塾の『大学入試センター試験過去問レビュー』通称『黒本』です。
おすすめ理由は解説量が多いからです。
理系科目の場合は、解説の好みによっては駿台の『大学入試センター試験過去問題集』(青本)を使うのもアリです。
武田塾ではセンター試験の過去問は10年分は解いてもらいます。
10年以上やっても良いのですが、問題の傾向が変わってきますので、あまり意味はないかと思います。
また私大受験の生徒でセンター試験にあまりウェイトが高くない生徒は5年分くらいで十分です。
理系生徒は注意!!
理系の生徒は黒本や青本を買っても、旧課程の部分は解けないという事があります。
その場合は、各予備校が発行している実践問題集でセンター試験対策をしましょう!!
各実践問題集はどれをやっても同じ?
単刀直入に言うと各予備校により難易度は大きく違います。
簡単グループ
河合
東進
代ゼミ
難しいグループ
駿台
Z会
武田塾おすすめの方法は・・・
前述しましたが、各予備校によりセンター実践問題集は難易度が異なります。
したがって解く順番を間違えないでください。
武田塾ではまず河合をやり、その次にZ会という方法を採用しています。
Z会は『本番よりも難しい』を売りにしていますので、難しい年に当たっても慌てないよう対策ができます。
また理系科目の場合、駿台の実戦問題集の解説が分かりやすいので、『文系科目はZ会、理系科目は駿台』と使い分ける方法もアリです。
予想問題集、センターパックってどうなの???
このセンターパックは全科目が1回分収録されており、本番さながらのテストが出来ます。
しかしこのセンターパックはかなりの曲者です。結構難しいです。
難しい理由は、各予備校が本気で問題を当てに行っているからです。
つまり、問題の構成や難易度バランスはある程度無視して、ただただ今年出題されそうな問題ばかりを詰め込んでいます。
その為、受験生の盲点をついたような問題が多くなります。
したがって、このセンターパックを解く目的を明確にするべきです。
「一通りの対策を十分に終わらせたが、もしかしたら穴があるかもしれない」
「9割、満点取るために多少変わった問題も解いておきたい」
というような受験生にはおすすめです。
まだ基本的な対策が終了していない受験生は、この予想問題集を解くことはおすすめしません。
余計な不安が増えたり、自信を無くしてしまう可能性が高いです。
最後に。
センター試験関連の参考書は様々売られていますが、目的も千差万別です。
自分の目標点数に応じて使い分けて下さい。