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大学の部活について~慶應義塾大学2年磯部先生~

大学の部活について~慶應義塾大学2年磯部先生~

皆さん、こんにちは。

慶應義塾大学2年の磯部です。

今回は【大学の部活】についてお話したいと思います。

このブログを読んでいる方は高校生が多いと思いますので、ちょっとした前置きから入りたいと思います。

部活とサークルの違いについて

まず始めに、大学には部活とサークルがあります。

両者は活動の目的が大きく異なります。

大学の名前を背負って大会等に出場し、成果や結果を求めるのが部活です。

テレビで放送されている箱根駅伝やラグビーの早慶戦などは部活です。

一方、サークルは活動自体に楽しさを追及するための場です。

しかし「サークル=楽」という事ではないです。

高校時代に全国大会に出場するなど優秀な成績を挙げた選手が部活ではなくサークルで大好きなスポーツに励んでいるということも珍しくありません。

目的が異なりますので、様々な点で違いが出てきます。

まず練習量が異なります。

そして大学からの援助・支援が異なります。

多くの部活の場合、大学がコーチや監督を雇います。また設備も充実しています。

前置きが長くなってしまいましたが、部活とサークルの違いはざっくり言うとそんなところでしょうか。

それでは、大学の部活について書いていきたいと思います。

部活をしている大学生の1日の流れは・・・

私は慶應義塾大学の体育会バスケットボール部に所属しており、週5回夜に3時間ほど練習しています。

1日のサイクルは以下の通りです。

朝起きて登校し三田キャンパスで授業を受け、日吉キャンパスに向かいます。

日吉で練習をして、帰宅して晩ご飯を食べ、次の日の予習をして寝ます。

練習が厳しく、疲れ果てて寝てしまう日もありますが、空いている時間に授業の予習をするなど、時間を有効に使う技が身につきそうだなと感じます。

日々の生活にもメリハリがつきます。

部活がない日には武田塾田町校で働いています。

休日に練習がない日には友達と遊びに行ったりもします。

体育会に入ると仕事も遊ぶこともできなさそうというイメージで敬遠されることが多くありますが、そんなことはありません。

1年の流れは・・・

4月に、春のトーナメントがあります。

3部と4部がごちゃ混ぜになって戦える大会で、強いところと試合をして自分たちの課題を見つけることができるとてもいい機会となります。

トーナメントを勝ち進んでいけば、5月の2週目くらいまで大会があります。

5月の末には大阪の関西大学との交流試合があります。県境を越えた交流という貴重な体験ができます。

6月末には野球でも有名な、早稲田との慶早戦があります。

1部でも優勝を争うレベルの人たちと対戦できるという幸運に恵まれた機会であることはもちろんですが、なによりも楽しいです。

会場は大盛り上がりでお祭り騒ぎになります。

7月はテスト期間に入るため、自主練期間となり学業との両立のしやすい環境作りがなされています。

テスト期間が終わり8月になるとすぐに合宿が始まります。

合宿は毎年長野で行われ、長野にある諏訪三田会の方々との交流とともに、バスケットだけに集中し、仲間との絆を深める日々となります。

8月末からは3部に残留するか4部に降格するかが懸かっている、秋のリーグ戦が始まります。

順位決定戦まであるため、このリーグ戦は10月の3週目くらいまであります。

秋リーグが終わり4年生との最後の大会となるのが11月の六大学交流大会です。その名の通り六大学で交流試合を行います。

緊張感の漂うというよりは少し楽しい雰囲気で行われます。

4年生が引退した後、12月は練習がありますが、最終週からシーズンオフになります。

そして、2月の第一週にシーズンインとなり、本格的に新チームが始動します。

部活に入っていると就職に強い??

こんな記事を見つけました。

体育会学生が就活に強い4つの理由

以下の記事内に書かれている就職に強い理由は、確かに先輩方を見ていて当たっていると思います。

①体育会学生は目標に向かって、ストイックに切磋琢磨している。

②超多忙でも効率的に行動。優れたスケジュール管理能力。

③礼儀正しく上下関係を重視。先輩の指示を“素直”に受け入れる。

④OB・OGの存在で就職も有利?多様な人脈も武器に!

最後に

部活もサークルも大学生活を充実させるために不可欠な要素だと思います。

他学部の友人やOBやOG含めた先輩方とのつながりを持つことが出来ます。

皆さんも大学に入ったら何らかの部活やサークルに入ることをお勧めします。