皆さん、こんにちは。慶應義塾大学4年のものです。

現在日本テレビで放送されている東京タラレバ娘というドラマをご存じですか？もしあの時～だったら、～してれば、と主人公たちが夜な夜な集まって後悔しながら恋愛や仕事の幸せを求めて奮闘するドラマです。

作品内の回想で、2013年、東京オリンピックが決まった時の様子が描かれていました。

それから早4年。

大学1年生だった私も大学をいよいよ卒業し、17年卒として社会人になります。この4年間私なりに楽しく過ごしてきたとは思うのですが、タラレバを考えるときりがありません。

一番の後悔は友人の輪をあまり広げられなかったことです。遊び、試験、就活、すべてにおいて大学の友人というのはとても大事だと痛感しました。

そこで今回は卒業する前に、完全に主観ですが、こうしていたらもっと友人の輪を広げられただろうなという視点からタラレバを振り返ってみます。

サークルについて

チャラいところには入りたくないという意志を強く持っていました。友人の部活の先輩が入っているテニスサークルを紹介され、新歓も楽しかったので特に他を見ることもせず入ることを決めました。

圧倒的にチャラくないサークルで、途中でやめてしまいましたが4年たった今見ても、学部は理工が多く、黒髪率の高いサークルです。

タラレバ①もし違うサークル・体育会に入っていれば…

地味なサークルに入った私ですが、髪をかなり明るく染めていたので、サークルでは怖そうなイメージを持たれてしまい、さらに人見知りだったので仲良くなるのは少し苦労しました。

いろいろなサークルを見て、新歓にも行って、一つに絞らずいくつかのサークルに入るべきだったと思います。

2年生の時に他のサークルに入ることも考えましたが面倒くさくなってやめてしまいました…。また、就活をしている中で、体育会への憧れも強まりました。

何かに一生懸命になれる体育会の人たちはとてもかっこよくて、運動は苦手ですが体育会マネージャーという道を考えなかったかつての自分を後悔しています…。

授業やクラスについて

自分一人で履修を決めましたが、人見知りだったので、人と関わらなくてはいけない実験や体育の授業は一切取りませんでした。クラスも文学部は週に数回の語学の授業しかなかったです。

タラレバ②もし他の授業をとっていたら…

4年間を通じてサークルやゼミなどの、自分が参加しているコミュニティ以外に友人をほとんど作ることができませんでした。いろいろな人と関わることのできる機会を持つべきでした。

タラレバ③もしクラス会に参加していたら…

大学生になりたての頃、サークルなどの費用でお金がかかり、クラス会などにも参加できなかったのですが、今振り返ればきちんとそういった場に参加しておけばよかったなと思います。 せっかく同じクラスになったのに今ではまったく関わりがありません。

アルバイトについて

受験が終わってからしばらく派遣をして、その後飲食店のアルバイトを始めました。基本的にずっと掛け持ちしながらいろいろなアルバイトをしていて、一番長いのがこの武田塾で2年の春から現在まで続けています。

タラレバ④もし違う働き方をしていたら…

門限があって飲食店で働いていても早く帰らねばならず、アルバイト仲間と仲良くなるのも難しかったです。また下見をせず条件だけで応募していたので、いざ始めてみると学生が全然いないこともありました…。

憧れだったスターバックスやディズニーに挑戦しなかったのも後悔しています。現在自分の周りにある環境には満足していますが、もし大学生活をやり直せると言われたら私は迷わずやり直したいと答えると思います。

人生の夏休みともいわれるほど、大学生には自由があります。タラレバを考えるのも楽しいですが、タラレバばかりにならないためにも、想像しているだけでなく、迷ったら行動してみてください！