武田塾田町校の福山です。
今回紹介する参考書は『システム英単語』です。
『システム英単語』を紹介する前に・・・
皆さんはどんな単語帳を使っていますか?
基本的には学校で配られている単語帳を使っていると思います。塾生が学校で使っている単語帳を調査したところ、最も多いのがターゲット1900などの「一対一対応」の単語帳です。
「一対一対応」とは終始単語とその意味がザーッと羅列している単語帳です。こういった単語帳はある程度単語を覚えている生徒に向いています。単語を素早くチェックできるからです。
一方で、これから単語を覚えていく生徒にはあまり向かないタイプの単語帳です。なぜなら、単語と訳だけで覚えていくシンプルな形式なので、無味乾燥すぎて飽きてしまうからです。
では、そういった生徒たちにオススメなのが、「システム英単語」です。
それでは、以降詳しく説明していきます。
『システム英単語』の評価
『システム英単語』の評価はこちらです。
問題量 ★★★☆☆
難易度 ★★★★☆
わかりやすさ ★★★☆☆
レイアウト ★★★☆☆
それでは、各項目について解説していきます。
問題量&難易度
『システム英単語』は2021語+多義語181語で構成されています。単語帳としては一般的な量となっています。
難易度はセンター試験、GMARCH、早慶のやさしい学部もこの一冊で狙えます。
『システム英単語』は頻出度順になっています。
1章、2章がセンター試験レベル、3章がGMARCH、4章が早慶レベル、5章が多義語です。
GMARCHを志望する生徒は4章を飛ばしてしまっても十分受験で対応でき、効率的に学習を進めることができます。
わかりやすさ<&レイアウト
『システム英単語』の大きな特徴は「ミニマルフレーズ」にあります。「ミニマルフレーズ」とは、2~5語程度の非常に短いフレーズのことです。
別売りのCDでこの「ミニマルフレーズ」を普段から聞いていると、リスニング対策、長文対策、英作文にもつながります。
また、その他にも『システム英単語』は効率的に学習を進められる「ポイントチェッカー」、「語法Q&A」なるものがあります。
「ポイントチェッカー」
その単語について特に重要な派生語や反意語同意語、出題頻度の高い発音・アクセントについてチェックを促すサインです。
「語法Q&A」
その単語の語法や意味に関する重要事項をチェックするためのコーナーです。
実物はこんな感じです。
ピンクが「ポイントチェッカー」、ブルーが「語法Q&A」です。
最後に
今回は『システム英単語』をご紹介しました。
今使っている単語帳が合わないな〜という生徒は一度書店で手に取って欲しいです。