【参考書・書籍】網羅系文法書フォレストの使い方は?
こんにちは、港区三田の武田塾田町校です。
今日は塾生からの疑問「英語参考書・フォレストの使い方」に関して説明します。
フォレストとは?
フォレストは桐原書店が出版する総合英語参考書で、長年大学受験生から支持されています。
学校の授業の補助教材として、問題集で分からなかった時の辞書代わりとして、など英文法に関しては何でも活用できます。
特に「英文法ルールの”なぜ”を理解する」=>「基本を確認する」=>「より深く学習する」ことを主眼に置いていますので この参考書を一冊丸ごと覚えてしまって、いつでもすぐに活用できる状態になれば、大学受験準備には完璧ですね。
よく大学受験生が「模試やセンターの長文が時間が足りなくて解けなかった。」と嘆きますが、このフォレストをしっかり覚えきると難解な長文を解く足掛かりとなりますので是非一つ一つ取り組んでもらいたいです。
さて、その使い方を説明しましょう。
使い方は?
まず「Forestの構成と利用法」を読みましょう。
ここにある程度の使い方が書かれていますが、細かい点などを補充していきます。
フォレストの構成としてはまず序章から始まって第1章から第24章へと続き、付録、さくいんで終わります。
序章:
「文の成り立ち」が書いてあります。英語学習の基礎となる<1、文と語と句と節>、<2、文の要素>を扱っています。取りあえず、学習を始める前に、ここはしっかり読んで頭に入れておきましょう!
第1章~第24章:
章の項目とページ数を示している「とびら」から始まり「Part1 これが基本」、「Part2 理解する」、「Part3 深く知る」へと繋がっていきます。
第1章から第24章までどこの項目から始めても良いですが、各項目のまず「Part1 これが基本」を熟読しましょう。
「Part1 これが基本」を読むことでその項目のことが分かります。
もし問題集をしながらフォレストを辞書代わりに使っているのであれば、「Part1 これが基本」を読んで理解しただけで解き進めることが出来るかもしれません。
理解が足らない時やフォレスト自体で学習を進めたい時は、勿論「Part2 理解する」や「Part3 深く知る」に進めて順次理解を深めていけばいいです。
Targetに目を通しCheckも試しに解いてみましょう。
PlusやTips for You、章と章の間にある「葉っぱマーク🍂」のコラムも読んで理解しましょう。
有益な情報が明記されています。
付録:
「動詞の活用」「群動詞」「群前置詞」などが記載されていて必要に応じて使いましょう。
さくいん:
「日本語さくいん」「英語さくいん」「機能別さくいん」がありますが、この3つの索引が分からなかった箇所を探すのに便利です。
意外に便利な「さくいん」?
分からなかった箇所をフォレストで調べる時に便利です。
前述したように3つの索引がありますので、何が引っかかったのか、どんな用語がわからなかったのか、何かすぐに引き出せる例文はないか、などを考えたときに以外に調べるのに時間がかかるものです。
フォレストでは3方向から探すことが出来るため、結構早くに解決できとても便利です。
もちろん最初から目次で調べてもいいのですが、「さくいん」も便利だということを忘れずに!
また、追加で意外に便利なのが最終ページ(裏表紙手前)の「英語の基本文型と表現のまとめ」です。
上手くまとめて記載されていますので納得感ありで、ここだけ覚えれば会話でもすぐに使えます。
武田塾でもお薦めのフォレストを是非有効利用してください。