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【武田塾チャンネル動画】参考書は何回解けばいいの???

皆さんこんにちは。武田塾田町校の中原です。





今回は受験生必見、「問題集って1回解くだけでいいの?問題集って何回繰り返せばいいの?」という質問に東京大学出身で資格スクエア代表の鬼頭先生に答えていただきます!





一度でいいわけないでしょ!!と鬼頭先生(笑)


それはそうでしょう!





では何回解けばいいのでしょうか?





人には記憶力の差があるから、何回やれば大丈夫!ということは言えない。けれど言えるのは「問題集をどの状態にすればいいのか」ということだそうです!





人間は1日のうちにあったことの約7割を次にの日には忘れてしまいます。しかし復習を繰り返すことで抜け落ちる記憶を少なくできるのだ!と中森先生。


少し話がそれますが、これは私が受験生の時によく感じていたことで、例えば私は1日1回夜寝る前に英単語の勉強をしていました。


この忘却曲線を知ってから1日3回短い時間で英単語の勉強を始めたところ、暗記できている英単語の数は抜群に増えました!





鬼頭先生曰く、自分が何回解けばいいのかってよりは、自分の脳にどうやって刷り込めばいいのか? ってことを考えた方がいいです。とのこと!


そして自分が覚えていられる復習の頻度と範囲を決めることが大事だ!とのこと。


上述の私の体験を例にすると、2日おきに前回覚えきれなかった範囲の復習と一緒に新しく英単語を100個追加して、覚えるサイクルを自分で決めていました。





さきほど鬼頭先生が仰っていた問題集の状態とは、、、?


それは「見た瞬間に答えがわかるレベル」が目標だそうです! その状態になれるのなら解くのは何回でもいい!とのこと。


3~5回繰り返せば一般的には定着が望めるのではないか、とのことですが、私は受験生時代に「実力をつける世界史100題」を合計8周ほど繰り返しました(笑)


それほどまでにやりこんだとき、気付けば模試の偏差値は爆発的にあがっていました。





奇しくも上述のように私自身が鬼頭先生の仰っているようなやり方で勉強していたので、しみじみその通りだなあと感じます。


ただ与えられたものを何回こなせばいい、ではなく自分なりの勉強方法を編み出すことは効率よく勉強するために必須です。





ここでそもそも何回やればいい、という考え方の人はそもそも問題数を何回も繰り返したくないのでは?と中森先生。





そんな人たちは、「問題集を繰り返すこと」が目的になっていませんか?と鬼頭先生。


問題集を繰り返すのは、あくまで覚えるべきことを定着させるのが本来の目的です。


しかしただただ問題集をやっておけばよい、という考え方のまま問題集をこなしても、定着はしませんし、成績も伸びません。


あくまで「勉強した内容を定着させて成績を伸ばすこと」が目的であり、「問題集を繰り返すこと」はただの手段です。





ですから問題集を最初から完璧に解くことを目標にするのではなく、1回目や2回目は「ああ見たことあるなあ」くらいの気持ちで臨むといいよ!とのこと。





勉強した内容を定着させるという目的が達成できるように「問題集を繰り返すこと」が必要なのです! つまり達成できていないなら何回繰り返したところでダメということになります!