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受験相談SOS「「長文を読む速さを上げるための音読（武田塾のシャドーイング）」…『速読英熟語』ではなく『英語長文レベル別問題集』でやっても良いのでは?」｜武田塾新札幌校

2018.11.27

タグ：受験相談SOS

こんにちは。札幌の大学受験予備校、武田塾新札幌校の井口です。

受験勉強の中で迷いが出てくることも多いと思います。そういう人のために、武田塾で行なっている受験相談SOSの内容を紹介したいと思います。共感する悩みや迷いがあればぜひ参考にして欲しいと思います。

今日の相談

「長文を読む速さを上げるための音読（武田塾のシャドーイング）…『速読英熟語』ではなく『英語長文レベル別問題集』でやっても良いのでは?」

動画はこちら

武田塾の考え

英語力を向上する上で、音読は必ずした方が良いです。リスニング対策になりますし、読む速度も上がりやすくなります。武田塾ではこの音読を『速読英熟語』という参考書と別売のCDを活用することをオススメしています。今回の質問は、音読を『速読英熟語』ではなく、長文読解教材用の『英語長文レベル別問題集』でしても良いのでは？という質問でした。さて、この質問にどのように考えれば良いでしょうか？？

武田塾の答えは次の通りです。

「両方しても良い。ただ、まずは『速熟』で音読の速さに慣れましょう。その後『レベル別長文』を『速熟』の速さで音読するようにしてください。」

ポイント：

・音読はこれしかしてはいけない、という基準自体そもそもありませんので、別に『英語長文レベル別問題集』で音読をしても構いません。

・ただ、武田塾としてなぜ『速読英熟語』を熟語暗記用と同時に音読用（シャドーイング用）として設定しているか理解をして欲しいと思います。

・その理由は、『速読英熟語』のCDで読まれている英文の速さで普段から自分が長文を読む時に読めるように慣れるためです。

・つまり、長文の読む速さをあげるための音読として設定しているわけです。

・『速読英熟語』のCDで読まれる速さは割と速いのですが、速めの音読に慣れると長文を読むのが速くなります。これは、音読できる速さが文字を確認できる速さだからです。

・読むのが遅い人はまず音読も遅いです。音読が遅い状態で速く読もうとすれば、飛ばし読みが増えるだけになりかねません。

・ですから、『速熟』のCDの速さを音読のベースとして設定し、音読の速さをあげましょう。この時、長文を読む＝内容を理解しながら読むという目的を忘れずにしてください。ただ早口言葉のようなただ速いだけで意味を捕らえられていない状態で音読しても意味がありません。