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【知らなきゃ解けない?】現代文キーワード!

こんにちは、武田塾新札幌校の竹本です。今回は現代文キーワードの重要性や、勉強方法を紹介します。

 

①現代文キーワードを学ぶ意義

外国語を勉強する際、多くの人が最初に手を付けるのが語彙の習得です。受験科目にも、ほとんどのの大学で英語が課されるので、受験生の皆さんも多くの英単語を暗記する必要があります。また、古文や漢文も、現代語とは、語彙や文法で異なる点が多いため、これらを学習する姿勢は、外国語を学ぶ時のものとそう変わらないと言えます。そういう事情から、英語や古典の語彙を熱心に勉強している受験生は多いのですが、これに対して、現代文用語の学習は軽視されることが多いように思います。確かに、現代文は、私たちの母国語である日本語で書かれているので、英語のように、語彙の勉強なしには文章の意味を全く掴むことができない、ということはないかもしれません。しかし、英語の入試問題と違い、現代文で出題されるのは、私たちが日常で耳にするするような話とはかけ離れた、抽象的な内容の文章です。英文読解が、英文を全て和訳できればその要旨を掴むことは比較的容易である(難関大の入試では、抽象度の高い英文が出題されることも多く、そうとも言い切れません)のに対して、現代文では、訳す必要がない分、その要旨を掴むことが難しい文章が出題されます。そして、抽象度の高い文章は、当然抽象的な言葉を用いて書かれます。したがって、英語や古典だけでなく、入試現代文の対策にも、語彙の学習は必要であることが言えます。

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②現代文キーワードの勉強法

さて、現代文用語を学ぶ意義が分かったところで、ここからは、その具体的な方法についてへと話を移したいと思います。英単語や古文単語を学習する際には、単語に対応する日本語訳(現代語訳)を暗記する方法をとりますが、現代文用語の学習においては、その方法は効果的とは言えません。先ほど言った通り、現代文用語には、その意味が抽象的なものが多く、抽象的な言葉は、その意味において幅を持つため、それが使われる文脈によって、その意味するところは変わり得るからです。つまり、重要なのは、その意味を言葉として暗記するのではなく、むしろその言葉についての明確なイメージを持つことです。例えば、ある言葉の意味を図を用いて説明できることや、具体的な例を伴って説明できることが、その言葉を理解しているかどうかの判断基準となります。これは、一見難しいことのように思えるかもしれませんが、書店に行けば、抽象度の高い言葉について、図や具体例、あるいはその言葉が実際にどのような文脈で使われているか、を示しつつ解説してくれている参考書が簡単に手に入るので安心です。(『ことばはちからダ!現代文キーワード』(河合塾)、『現代文キーワード読解』(Z会)など)それら参考書を使えば、入試現代文に頻出の言葉を、最小限の努力で網羅出来るはずです。早速始めてみましょう!

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