こんにちは。 札幌の大学受験予備校、 武田塾新札幌校の井口です。
受験生のあなたに 武田塾の参考書を使った最短最速、 教科別の勉強法を順次ご紹介して いきます。
今日のテーマ
今回は古文の第10回目です。
「日大レベルの進め方④」
前回は日大の標準レベルの解釈編を紹介しました。今回も標準レベルの続き、解釈編の続きと所要期間、さらには発展編です。何か参考になることがあればぜひ即実行してくださいね。
動画はこちら
このレベルの参考書は?(標準編)
古文解釈問題集の続きの1冊は『マーク式基礎問題集』です。
古文解釈:問題集
この参考書は問題形式がセンター形式ですが、センター試験より文章が短めで簡単な点が良いところです。
センター試験の古文は「日東駒専やMARCHより難しい」(偏差値45〜60)と言われることがありますが、特に日東駒専(偏差値45ぐらい)の大学の問題に比べると本文が難しです。
日東駒専レベルの大学を志望していて、センター試験を受けないならば、この参考書はしなくても良いでしょう。
『古文上達 基礎編』でMARCHレベル(偏差値60ぐらい)の私立大学の問題であれば対応できるものもあります。
ただし、MARCHレベルの後に、センター対策という順番ではよくありません。
「選択肢を使って本文を読み取る」方法の練習としてセンター試験の練習は使いやすいです。
きちんと読まないと解けないMARCHレベルの古文に対する保険として、「選択肢の文章を利用する」テクニックをこのタイミングで身に付けたいところです。
センター試験の問題は文章の難易度は高いのですが、読み方の練習には使いやすいです。
ここまでで、日大レベル、センター試験レベルの古文は一通り終了です。
これは古文に限ったことではありませんが、復習の際に答えの丸暗記だけはしないようにしてください。また、日本語訳を参考に問題を解き直すのもNGです。
そうではなく、本番と同様の条件で取り組むということが基本です。
期間は?
日大レベルの標準レベルをこなすのには4〜5ヶ月程度かかります。
そして、古文のルートは日大のレベルで7割程度終わります。
私立大志望でしたら、日大ルートを完璧にこなせばその次のMARCHレベルまでは 楽になりますよ。
では次に、発展編をご紹介しましょう。
このレベルの参考書は?(発展編)
このレベルの参考書は『日東駒専&産近甲龍の古文』、『大学入試の得点源 古文』です。
『日東駒専&産近甲龍の古文』はこのレベルの過去問を効率よく取り組むのに向いています。古文が苦手な人にもオススメです。
『大学入試の得点源 古文』は古文を一通り勉強した人が使うための参考書です。
講義なしのノートだと思うと良いでしょう。
期間は?
日大レベル発展編の所要期間は目安は1ヶ月弱です。1日1時間勉強すると仮定した場合、日大レベル終了には8ヶ月ほど掛かります。
ですから、高校2年生の人は1日でも早く取り組むことをオススメします。
もちろん、1年生であったとしても、受験に必要なことは変わりませんので、どんどん前倒しをして取り組めば盤石に受験勉強をすることができるのでオススメです。
さて、いかがでしたか?
何か参考になりましたか?
こちらの記事も参考にどうぞ。
科目別勉強法
◆古文◆
・「第1回 読めない人向け 古文攻略法①|」
・「第2回 読めない人向け 古文攻略法②」
・「第3回 読めない人向け 古文攻略法③」
・「第4回 単語の勉強法」
・「第5回 文法の勉強法」
・「第6回 解釈&長文の勉強法の勉強法」
・「第7回 日大レベルの進め方①」
・「第8回 日大レベルの進め方②」
・「第9回 日大レベルの進め方③」
◆現代文◆
科目別勉強法動画一覧:「現代文」
◆数学◆
科目別勉強法動画一覧:「数学」