こんにちは。 札幌の大学受験予備校、 武田塾新札幌校の井口です。
受験生のあなたに 武田塾の参考書を使った最短最速、 教科別の勉強法を順次ご紹介して いきます。
今日のテーマ
今回はの第1回目です。
「読み間違い 原因編」
今回からは漢文の勉強法について紹介してきます。
動画はこちら
漢文をやるタイミングは?
国語の受験対策には現代文、古文、そして漢文の3科目があります。そのうち、漢文はどのタイミングで勉強をすべきでしょうか?
武田塾的には漢文は古文の基礎を勉強し終わってから、を推奨しています。
それは漢文の「書き下し文」が古文に近いということに関係しています。
つまり、漢文の「書き下し文」にした文章は現代文ではなく古文だからです。
漢文を書き下し文にした時に、意味を理解する読解力がなければ元も子もありません。
ということは、古文が読めなければ、漢文が読めないということになりますので、
漢文の勉強を始めるにあたっては古文の知識を予め備えておく必要があるというわけです。
また、漢文の文章と設問の難易度については国語の中ではやさしめです。
漢文ができない原因は何?
さて、このように、漢文に取り組むタイミングが古文の基礎を習得した後ということがわかったわけですが、そもそも漢文を苦手とする人やできない人の場合、その原因は一体何なのでしょうか?
漢文ができない理由。それは漢文が「漢字だから」ということが考えられます。
漢文の問題文には普段日常的に我々が使っている漢字の意味では捉えられない漢字があります。
さらに、漢文の書き下し文も古文のように省略が多い文章ということもあります。
ということは、漢字で内容を読み間違えたり、省略が多いので人物関係を適切に捉えられないということも起こり得ます。
このようなことから、結果的に漢文の意味を読み間違えるということが起こります。
しかも、漢文の場合、読み間違えたとしても筋が通ると勘違いするほど話が簡単です。
加えて、設問においては、読み間違えて読んだ時に当てはまる選択肢もあったりするわけです。
このようにして、漢文が苦手な人はオリジナルの話を作りだし、結果得点に結びつかないという状況に陥るということがあります。
さて、いかがでしたか?
何か参考になりましたか?
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