こんにちは。 札幌の大学受験予備校、 武田塾新札幌校の井口です。
受験生のあなたに 武田塾の参考書を使った最短最速、 教科別の勉強法を順次ご紹介して いきます。
今日のテーマ
今回はの第3回目です。
「句法、漢字、読解、漢詩の勉強法」
前回は漢文の読み間違い解決編を紹介しました。本文の省略について古文をまずマスターすること。漢字の間違いは音読すること、などがその対処法でした。
今回は句法、漢字、読解、漢詩の勉強法を紹介します。
動画はこちら
句法、漢字、読解、漢詩の勉強法とは?
漢文の勉強において、句法の理解は一番重要です。
その前に、「返り点」と「再読文字」の読み方は押さえておきましょう。
その後に句法(漢文の文法知識)を学んでください。
武田塾ルートにある『漢文早覚え速答法』で10通りほどあります。他の参考書でも20通りほどで、それほど多くはありません。
テストにおける漢文の設問は句法と省略に関するものがほとんどです。ですから、この参考書を完璧にすると文法問題はほぼ得点できるようになります。
また、句法も音読が重要です。音読ができれば難易度は高くありません。句法が音読できてない人は問題だけ解いて、「形」を覚えていない可能性がありますので、当てはまらないか確認してください。
次に、漢字ですが、これは難易度が高いです。
主として覚えるのは現代日本語とは意味が違う漢字にしましょう。
熟語や簡単な意味の選択についてはセンター試験でも出題されますので、押さえておく必要はあります。
例えば5択問題では同じ意味の漢字が選択肢に含まれていることが多いのですが、
「意味が同じような選択肢は除く」という方法で解くことができます。
それが苦手な場合は漢字の問題集の勉強をしましょう。
読解に関しては、漢字と句法を押さえ、問題を解き、書き下し文を音読し、あとは解答の理由を説明する練習をすれば読めるようになります。
最後に漢詩です。
漢詩は例えが多く、当時の中国の知識が無いとわからないような内容です。
漢詩での出題の多くは音便など文法問題であり、前の文章で詩の内容はわかりますので
解答することができます。
よって、漢詩そのものを訳さないと解けない問題は基本的には無いと考えてください。
漢文に触れる時はスラスラと音読できるようにする、ということに努めてレベル別の対策で十分でしょう。
さて、いかがでしたか?
何か参考になりましたか?
こちらの記事も参考にどうぞ。
科目別勉強法
◆漢文◆
・「第1回 読み間違い 原因編」
・「第2回 読み間違い 解決編」
◆現代文◆
科目別勉強法動画一覧:「現代文」
◆古文◆
科目別勉強法動画一覧:「古文」
◆数学◆
科目別勉強法動画一覧:「数学」