こんにちは。 札幌の大学受験予備校、 武田塾新札幌校の井口です。
受験生のあなたに 武田塾の参考書を使った最短最速、 教科別の勉強法を順次ご紹介して いきます。
今日のテーマ
今回は現代文の第9回目(最終回)です。
「現代文の壁とまとめ」
動画はこちら
武田塾のルートで、現代文が上達するには5つの壁があります。
今日はその壁についてまとめとしてお話したいと思います。
1つ目の壁:解答の選択肢で2拓に絞る
複数の選択肢のうち、まず2拓に絞れるようになるかどうか?
これが最初の壁です。
2つ目の壁:2拓のうち正解を選ぶ基準がわからなくなる
次に、2拓に絞れるようになると、誤答が増えるという現象がおきます。
これが2つ目の壁です。
2拓まで絞れるということは、選択肢の間違えさせ方まではわかった
という段階です。
つまり、おおよその選択基準、判断基準はわかるようにはなるのですが、
2拓のうちどちらが正解なのか?が選べない状態にあるということです。
なぜだか正解とは逆の選択肢を選ぶということが起こります。
この段階で重要なのは、自分なりに1つを選び方を身につけるための
練習を積むことです。
この壁がクリアできると、得点の最低ラインが引き上がり、
センター試験などで悪い時でも7割を超えるようになります。
センター・日大レベルは安定して得点できるようになりますので、
医学部系、看護系など国公立志望で国語はセンターしか使わない、
という人はまずこの壁を乗り越えることを目標としてください。
3つ目の壁:『現代文開発講座』の要約
この参考書は武田塾ルートのMARCHレベル(偏差値60前後)の大学を目指す
人にオススメする参考書の一つです。
この参考書はなんとなくこなすことはできますが、本文を要約したり、
使いこなす、という段階をなかなかクリアできないという壁があります。
4つ目の壁:『現代文と格闘する』の壁
この参考書は武田塾ルートのMARCHレベルの次のレベルで、
難関の国公立大学に進学したい人にオススメする参考書の1冊です。
非常に難しいので、使いこなすレベルにならなくて挫折する可能性もあります。
その場合は次の参考書に進むという選択肢もあります。
その参考書は次の通りです。
5つ目の壁:「選択肢に洗脳される」
選択肢を見ていると本文の内容を忘れ、本文と選択肢の関連 も確かめず、しっくりきそうな物を選んでしまう、という壁です。
大事なことは、このレベルにおいて「どういう理由で選ぶか」という 基準を掴むことです。
まとめ
現代文はひとまず「やれば」、解答や解き方を「覚えれば」良いものではありません。
そうではなく、設問で「何を聞いてくるか?」、現代文において「何の力をつけるか?」を意識しないと正答率は上がりません。
そのためにも、取り組んだ問題は自分なりに解説できるようにする、という
心構えで勉強をしてほしいと思います。
その際に重要なのは、例えば解説を読んでもわからない人に対しても
わかるように解説ができるようにする、というスタンスです。
いかがでしたか?
何か参考になりましたか?
もし参考になったものがあるなら、
即座にできることは何かと考えて、
すぐに取り掛かってみてください。
こちらの記事も参考にどうぞ。
科目別勉強法
◆現代文◆
・第1回 現代文の読み方
・第2回 現代文の解き方
・第3回 意識しておきたいコツ
・第4回 日大レベルの進め方①
・第5回 日大レベルの進め方②
・第6回 MARCHレベルの進め方
・第7回 早稲田レベル&東大レベルの進め方
・第8回 各レベルの時間の目安
◆数学◆
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