こんにちは。 札幌の大学受験予備校、 武田塾新札幌校の井口です。
受験生のあなたに 武田塾の参考書を使った最短最速、 教科別の勉強法を順次ご紹介して いきます。
今日のテーマ
今回は古文の第5回目です。
「文法の勉強法」
前回は古文の単語の勉強法についてご紹介してきました。
今回は古文の文法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
動画はこちら
オススメの参考書
ではまずオススメの参考書をご紹介します。
武田塾推奨の講義用の古文文法の参考書は 『富井の古典文法をはじめからていねいに』と 『望月光 古典文法 講義の実況中継』です。
『富井の古典文法をはじめからていねいに』は古文が苦手な人向けに講義の代わりとなる参考書としてオススメをします。
この参考書は基礎の部分の説明がなされ、解説が詳しすぎないところが良いです。
古文が苦手な人は最初からあまり詳しく文法を解説されるとさらに嫌いになる可能性がありますので、まず基礎の理解が習得できるこの参考書から初めてみてください。
基礎が身につき、本格的に入試の文法を学びたい場合は『望月光 古典文法 講義の実況中継』に取り組みましょう。
日東駒専(偏差値50〜55程度)、MARCH(55〜60)における古文が難しくない学部を目指すのなら『富井の古典文法をはじめからていねいに』で十分です。
北海道で言えば、全ての私立大学、国公立ですと旭川医科大看護、小樽商科大、北見工業大、北海道教育大、室蘭工業大、その他全ての公立大学で十分なレベルです。
(偏差値の出典:http://daigakujyuken.boy.jp/indexhokkaidou.html)
さらにその先、早稲田(偏差値65以上)や記述論述レベルが必要でしたら『望月光 古典文法 講義の実況中継』も勉強することをオススメします。
ですから、北大文系に行きたい場合はこのレベルをマスターしてください。
また、練習用の参考書としては、『やさしくわかりやすい古典文法』、『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(改訂版)』をオススメします。
『やさしくわかりやすい古典文法』は苦手な人向けや初学者向けです。本当に簡単です。
『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(改訂版)』はしっかりと取り組みたい人向けの参考書です。
古典文法は暗記が大事
古典文法においても暗記が大事です。
助動詞、助詞、敬語、そして動詞の活用の暗記が大事です。
入試における古典文法において最終的には識別判断ができるか否かが重要になってきます。
識別が出てきたときに、実際どういうふうに識別するかという基準について、助動詞などの暗記と同時に覚える必要があります。
また、古典文法の習得は受験勉強の後半になるほどその重要度は増してきます。
古典文法を学んでいる受験勉強前半においては
「やっている割に読めない」状態になることがあります。
しかし、精読が必要な段階においては古典文法の知識が必要になりますので、
このことを意識しておきながら辛抱強く古典文法をマスターしてください。
その他、文法問題を実際に解きながら、その都度必要な知識を補う形で勉強を
進めて行ってください。
さて、いかがでしたか?
何か参考になりましたか?
こちらの記事も参考にどうぞ。
科目別勉強法
◆古文◆
・「第1回 読めない人向け 古文攻略法①|」
・「第2回 読めない人向け 古文攻略法②」
・「第3回 読めない人向け 古文攻略法③」
・「第4回 単語の勉強法」
◆現代文◆
科目別勉強法動画一覧:「現代文」
◆数学◆
科目別勉強法動画一覧:「数学」