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効率的な勉強法とは?

こんにちは、武田塾新札幌校の竹本です。

今回は「”効率的”に勉強する方法」を紹介します。

自力で解いてみる
 意外とやっている人が多いのが、「問題を解く前に解説を読む」方法です。確かに、この方法だと勉強にかかる時間を短縮できて、効率的に見えます。また、その問題から吸収できる知識や技術は、解説に凝縮されているので、問題を自力で解こうが解かまいが、最終的にその問題から得られるものは同じです。その点でも、問題を解く時間は無駄であるように思えます。しかし、自力で解くことでしか(解説を読んでいるだけの人には)得られないものがあります。それは、「考えたが、分からなかった」という経験です。「分からなかった」ことに何の意味があるのか、ただ自信を失うだけじゃないか、と思う人もいるかもしれません。しかし、「分からなかった」ことがもたらす利益が、少なくとも二つはあります。

ⅰ.記憶に残りやすくなる
 解説を読むだけの勉強の中では、(勉強が好きな人なら、「なるほど!」と感動することもあるかもしれませんが)「嬉しい」とか「悔しい」など心が動くようなことはあまりないと思います。これに対して、まず自力で解く勉強では、解けたかどうかの結果によって一問一問に一喜一憂することができます。この問題に取り組んだ結果生まれる感情が(特に「解けなくて悔しい!」という感情が)、記憶(その問題から得られる知識、技術)と結びつくとしたら、先の勉強法よりも大きな効果を生むでしょうし、より〝効率的″であると言えます。

ⅱ.弱点が分かる
 受験勉強を進めていくうえで最も大事なことの一つは、自分には何が足りないのか、をはっきりさせることです。これを常に行っていなくてはなりません。たとえ、塾や予備校に通っていても、どんなに親身になってくれる先生がいても、あなたに足りないものを完全に把握できる人はどこにもいません。それは、普段の問題演習の中で「分からなかった」箇所や、間違った部分を、まさに〝自力”で見つけ出すことでしか(つまり、あなたしか)把握できないものです。そうして収集した自分の弱点データを反映して、学習計画にマイナーチェンジを加えていくことで、着実に志望校合格へと近づくことができるのです。

「要点」のマーク

先生や、参考書の解説に(解き方も、やるべきことも)教えてもらうだけの、「受動的」な勉強は、かえって非効率ですし、楽しくもありません。まずは自分で考えみる、「積極的」な勉強を強くお勧めします!