こんにちは、武田塾新札幌校の竹本です。
youtube武田塾チャンネルの「【あなたの質問にドンドン答える!!】《一問一答》教えて中森先生!!」という動画の中で、非常にためになるものがあったので、今回はその内容について、このブログでまとめてみます!
よろしければ、動画の方も是非ご覧ください。
質問:神戸大志望の高3ですが、記述問題が全然できません。記述問題の対策として『CanPass』か『得点奪取』のどちらをやるべきでしょうか。
中森先生の答え:神戸大学の過去問をやってから判断する
この「過去問を解いてから判断する」という考え方は、神戸大志望の人に限らず、志望校合格に向けてどんな勉強をしたらいいか迷っている人にとって、とても大切な考え方です。
どんな勉強をするにも、「その勉強をする目的」が必要です。この「目的」とは、例えば、「記述力をつける」とか「速読力を上げる」などの「いまの自分に足りていない力」を身につけることです。そして、「いまの自分に足りていない力」が何かを突き止めるのに最適なのが、過去問演習です。過去問を解くことで、「志望校の入試問題を解くためには、どんな知識・考え方が必要なのか」、そして、「その知識・考え方を今の自分がりかいできているのか」ということをはっきりさせることができます。
今回の質問の場合、記述力をつけるためには『CanPass』か『得点奪取』のどちらが適しているのか、ということでしたが、この場合もやはり過去問を解いてから決めるのが効果的です。
『CanPass』は主に演習量を増やすことに適した参考書で、『得点奪取』では記述解答のルールを知ることができます。つまり、①「記述解答のルールを知らない」という人には『得点奪取』が、②「ルールは知っているけど、演習量が足りない」という人は『CanPass』が適しているということになります。
自分がこの①・②のどちらに当てはまるのかは、先ほども書いた通り、過去問を解くことで知ることができます。過去問演習を通して、自分に足りないものが「ルール」なのか「演習量」なのかをはっきりさせることができるのです!