皆さん、こんにちは。武田塾大井町校の福山です。
今回は先週開幕した「サッカーワールドカップ」にちなんで、今回のロシアワールドカップに選ばれた日本代表選手の出身大学についてまとめていきたいと思います。
日本代表に選ばれてた23人中、大学卒の選手は4人。
意外と少ない。
それでは一人ずつまとめていきたいと思います。
FW武藤嘉紀 選手
東京都世田谷区出身
ドイツ、ブンデスリーガ FSVマインツ05所属
出身大学
慶応義塾大学 経済学部
一般受験で慶應義塾高校に進学、その後内部進学。
スポーツ選手の進学はスポーツ推薦が多い中、武藤選手は文武両道ですね。
ちなみに武藤選手が大学時代に所属していたのが「慶應義塾体育会ソッカー部」です。
書き間違いではありません。「ソッカー部」です。
「ソッカー部」の由来は下記です。
このスポーツの俗称である「SOCCER」から「ソッカー」と命名。
~中略~
なお、「SOCCER」は、現在はアメリカ英語風に「サッカー」と読み習わされているが、語頭の「SO」はどちらかといえばソに近い発音だという解釈だった。
~中略~
戦後、「蹴」という文字が「当用漢字表」から外れたため、新聞で「蹴球」の代わりに「サッカー」が使われるようになったが、慶應義塾では今でも「ソッカー部」と称している。
DF 長友佑都 選手
愛媛県西条市出身
トルコのスュペル・リグ・ガラタサライ所属
出身大学
明治大学 政治経済学部
長友選手はサッカーの名門校東福岡高校の出身です。部員数が約300人なんだとか。
そんなスポーツ強豪校でレギュラー入りしながらも、全国的には無名選手でした。その為、スポーツ推薦は取れず、指定校推薦で明治大学に進学しています。
部活も頑張りながら、学校の勉強も頑張ったんですね。
DF 吉田麻也 選手
長崎県長崎市出身
イングランドプレミアリーグ、サウサンプトンFC所属
出身大学
早稲田大学人間科学部通信課程
吉田選手は早稲田大学の通信課程通称eスクールに入学しています。
eスクールは無試験で入学できる反面、卒業が難しく、吉田選手も卒業しているかはわかりませんでした。
GK 東口順昭 選手
大阪府高槻市出身
ガンバ大阪所属
出身大学
新潟経営大学
東口選手は中学校時代、ガンバ大阪ジュニアユースでプレーしていましたたが、身長が低いことなどの理由からユースへの昇格は見送られました。
さらに金光大阪高校のセレクションに落選してしまい、京都の洛南高校に進学。
その後福井工業大学に進学。しかし、2年時にサッカー部が解散したため、新潟経営大学に転入。
となかなかの苦労人です。
ちなみにガンバ大阪ジュニアユースの同期には本田圭佑選手がおり、本田選手もユースへの昇格が叶わなかったそうです。
番外編 西野朗 監督
埼玉県浦和市(現・さいたま市)出身
日立製作所所属(現柏レイソルの前身)
出身大学
早稲田大学教育学部
前々回のワールドカップ南アフリカ大会で指揮を執った岡田武史監督も早稲田大学出身です。
西野監督が2学年上の先輩です。
ちなみに西野監督、岡田元監督が大学時代所属していたのが「早稲田大学ア式蹴球部」です。
慶應といい、早稲田といい、素直にサッカー部と言わないところに早慶の伝統感が垣間見えます。
早稲田大学ア式蹴球部の由来
ア式蹴球とはサッカーの別称である「アソシエーション式フットボール」に由来する。
ちなみにちなみに、一橋大学もア式蹴球です。
まとめ
今回のブログではサッカー日本代表のワールドカップメンバーの出身大学についてまとめました。
これから続くワールドカップの話のネタにしてくれると嬉しいです。