こんにちは、武田塾札幌円山公園校の竹本です。
今回は、「勉強しているのに成績が伸びない」という人に向けて、お話していきます。
①勉強は量より質?
毎日長時間勉強しているのに中々成績が伸びてこないという受験生は多くいらっしゃると思います。
そういう受験生に向けたアドバイスのなかで特に多いのが「勉強は量(時間)よりも質」というものです。この言葉、みなさんも何度か聞いたことがあると思いますが、
この「質」が意味するものについて考えたことがあるでしょうか。「集中力のことだ」という人もいれば、「勉強法のことだ」という人など様々ですが、
どれも漠然としていて、アドバイスとしては効果が薄いように思われます。そこで今回は、この「質」の正体について考えていきます。
②なぜ勉強時間と成績は比例しないのか
「いっぱい勉強したのに全然成績に結びつかない!」ことの理由として考えられるのが「復習」の不足です。例えば、問題集を解いていくとき、とにかく解き進めていくだけのA君と、平日は解き進めて土日は復習に充てるB君がいたとします。この場合、A君の方が早く問題集を終わらせることができるのは明らかですが、定着度でいうとどうでしょうか。大学受験は、「どれだけ多くの問題を解いてきたか」ではなく「試験本番でどれだけ解けるか」が問われる試験です。この意味で、受験生としてはB君のほうが優秀であると言えるでしょう。
③「勉強は量より質(=復習)」
②で言ったことから分かるように、多くの参考書・問題集に手を付けるよりも、完璧に仕上げたものを1冊ずつ確実に増やしていくほうが効率的であり、そのためには復習が不可欠です。復習に時間をかければかけるほどいいというわけでもありませんが、「勉強しているのに成績が伸び悩んでいる」という人はぜひ自分の学習スタイルを振り返ってみてください!
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