最近は英語に関する記事ばかり書いていますが
本日もまた、英語です。
皆さんはバイリンガルについてどう感じますか?
いろんな言語を話せてかっこいい?
あるいは羨ましい、でしょうか。
英語を学んでいる人の中にはバイリンガルになりたいと
考える人も珍しくありません。しかし、日本人の多くが持つバイリンガル像は
2言語話せる人、のような漠然としたものではないでしょうか。
そこで今日はバイリンガルを目指す前にバイリンガルが
どういう人たちなのかを考えてみましょう。
バイリンガルとは
皆さんご存知の通り、バイリンガルとは
2言語を話すことのできる人のことです。
バイbi-はbisexualやbicycleに見られるように”2つの”という意味を表します。
同様に3言語を話すことができる人のことをトリリンガル、
バイもトリも含めて複数言語話すことができる人のことをマルチリンガルと
呼ぶこともあります。
複数言語を話す影響
複数言語を操れる人は話している言語によって
思考や人格が変わるなどの報告例もあり、言葉と思考・人格とのつながりは
非常に強いものがあると考えられています。
例えばフランス語とアラビア語のバイリンガルが
フランス語で話すときは温厚になりアラビア語を話すときはせっかちになる、
というような具合です。
また、英語と日本語を話すバイリンガル女性の場合、
日本語で話すときのほうが声色が高くなると言われています。
これはもちろん言語的特性だけで説明がつくものではなく
社会的特性も考慮せねばなりませんが、話す言語によって
話者の様相が変化するというのは非常に興味深い例だと言えそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
一口にバイリンガルといっても意外と知らないことも多いものです。
これからいくつかの記事に分けてバイリンガルに
まつわる話をしていきたいと思います。
次回はバイリンガルに関してありがちな勘違いについて。
バイリンガルを目指すのであればまずはバイリンガルについての
正しい理解を目指しましょう。それでは!