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ペンの握りすぎに注意!腱鞘炎について

私大入試の日程のほとんどが終了し、

残るは国立大学のみという受験生が多いのではないでしょうか。

受験勉強となると毎日毎日何時間も勉強し、

ペンを持つ手もだんだんペンだこができたりしますよね。

ときには手が痛くなるまで勉強していることも、、、



しかしちょっと待ってください。

ペンの握りすぎで手が痛いということは、それ、腱鞘炎かもしれません。

腱鞘炎とは

腱鞘炎って名前は聞いたことあるけど

よくわかってないという方もいるのではないでしょうか。





腱鞘炎とは、腱を支えている腱鞘という基幹が腱とこすれあうことで

炎症を起こし、痛みを引き起こす症状のことを言います。

ちょうど釣り糸(腱)と竿についている輪っか(腱鞘)のようなかたちで

腱鞘は腱を支えています。

腱鞘炎は治る??

残念ながら腱鞘炎は一度発症すると完治させることは

非常に難しいと言われています。

なぜなら、炎症を起こして腫れあがった腱は腱鞘の輪っかに引っかかるようになるからです。

つまり日常のあらゆる動作が腱を腱鞘に引っかからせ、負担をかけることになります。





患部を”動かさない”ことが一番の治療法だといいますが、

腱鞘炎になるほど日常的に動かしていた箇所を急に全く動かすな、という方が無理な話なのです。

”腱鞘炎にならないように気を付けること”が一番の対策でしょう。

痛みが出てくる兆候を感じたら作業を中断し、よくストレッチをするなどの

ケアを行うことが重要です。

ばね指

腱鞘炎の状態が悪化すると、ばね指と呼ばれる状態になることがあります。

ばね指とは、腱の腫れが大きくなり腱鞘を通ることができなくなった状態を指します。

このような状態になると、指を動かそうとしたときに

炎症箇所が腱鞘に引っかかり、無理やり引っかかりを抜けて指がばねのように

跳ねるような動きをします。



ばね指までくると日常のささいな動作も常につらい、というような状態に

なってしまうため、早急に対策をとることが必要です。

最後に

いかがでしたでしょうか。

痛みが出たら無理をせず、休んだり病院に行きましょう。

それでは!