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オープンキャンパスに行く前に読んで下さい!!

オープンキャンパスに行く前に読んで下さい!!

皆さん、こんにちは。
武田塾大森校です。

皆さん、もうすぐ夏休みですね。
夏休みと言えばオープンキャンパスですね。

そこで、本日のブログは生徒からの質問「オープンキャンパスに行ったら、何を見て来れば良いの?」についてお話していきたいと思います。

せっかく夏の暑い日にオープンキャンパスに行くのですから、漠然と大学を見てきて、「うわぁ~ここが○○大学か~凄いな~大きいな~」という感想だけではもったいないですよ。

でも何を見たり調べたらよいか分かりませんよね?

今回のブログではオープンキャンパスに行ったら確認すること(※事前調査も含めますね。)とその一例をご紹介します。

オープンキャンパスに行ったらこんなポイントを確認しましょう!!
1大学の周辺環境・通学の便
2大学の施設・設備
3教授・研究・カリキュラム
4サークル活動
5受験方式
6学費・生活費
7留学・資格制度
8卒業後の進路

ここで重要なことは、1~8に優先順位をつけることです。

全てのポイントで満足のいく大学を探すと、「えっ東大やんっ???」ということになり兼ねません。

自分が大切に思うポイントに順序をつけておきましょう。
それでは順に説明していきますね。

1大学の周辺環境・通学の便

オープンキャンパスに行かない生徒あるあるなのですが、いざ受験期に突入した終盤で、○○学部は千葉じゃん!!埼玉じゃん!!通学2時間じゃん!!という珍事が発生します。

そうならない為にも、自分の足でキャンパスまで行き、キャンパスはどこにあってどんな場所か?交通機関は何を使うのか?を確認しましょう。

試験日当日に余計な心配事を増やさない為にも一度は足を運んでほしいです。

2大学の施設・設備

見てほしい3点は食堂、図書館、パソコンです。

まずは食堂を見ましょう。
食堂の数や食堂の広さや込み具合、商品のラインナップなど見ておくといいと思います。
また、食堂で勉強できる雰囲気があるか?なども重要なポイントです。

次に図書館です。
インターネットで蔵書数ランキングなどを事前に見ておきましょう。
ちなみに日本の大学図書館 蔵書ランキングTOP10は以下です。
(2012年)
1位 東京大学 9,153,000冊
2位 京都大学 6,557,000冊
3位 早稲田大学 5,358,000冊
4位 日本大学 5,283,000冊
5位 慶応義塾大学 4,826,000冊
6位 九州大学 4,108,000冊
7位 大阪大学 3,987,000冊
8位 東北大学 3,957,000冊
9位 神戸大学 3,733,000冊
10位 北海道大学 3,684,000冊

10校中7校が国立大学ですね。

オープンキャンパスでは図書館の勉強机がどうなっているか見ておくといいとおもいます。

理系の生徒なら・・・大学のパソコンも見ておきましょう。
特に情報系、機械系、建築系、デザイン系を志望する方は大学のパソコンも見ておきましょう。
小型のノートパソコンでは課題は捗りません。

最新のパソコンであるか?
パソコンの台数は?
WindowsかMacか?などですかね。

3 教授・研究・カリキュラム

大学で学びたい事が明確になっている生徒はこの項目が一番重要です。
また学びたい事をあいまいに決めている生徒はちょっと気を付けてほしい項目です。

例えば、私大で「心理学」を勉強したいと考えている高校生がいるとします。

「よ~し!!私大の最高峰の慶應に行くぞ!!」と息込んで見事合格。
しかし、入ってみて分かったことは慶應の心理学部はほぼ「実験心理学部」の分野だったということです。
「臨床心理学を学んで、カウンセラーになりたかったのに・・・」のようなことが起こり得ます。

大学の研究分野は皆さんの想像以上に細分化されています。

是非、大学のカリキュラム、教授の専門分野を下調べしましょう。
大学のサイトから簡単に見ることが出来ます。

皆さんのさらなる学習意欲に火が付くと思いますよ。

オープンキャンパスに行き、お目当ての教授の話を聞いたり、他大学の研究と比較してみましょう。

4 サークル活動

この項目に人一倍興味がある方も多いのではないでしょうか。
例えば、サークル数日本一の早稲田大学は公認サークルだけでも約600あります。

高校の部活動とは比べ物にならないくらい多種多様です。

オープンキャンパスに行けばいくつかのサークルを見ることが出来ると思います。
学生のサークル風景を観察しましょう。

5受験方式

自分に有利な受験方式を選ぶことが重要です。
センター利用入試、AO入試、一般入試…。
自分が受験しそうな受験方式が決まったら、配点や合格最低点、入試問題の傾向も早いうちから把握しておきましょう。

6学費・生活費

大学の学費、生活費に関しては入学前にご両親と話し合っておくべきだと思います。
いくらまでご両親が出してくれるのか?
奨学金を利用するのか?
アルバイトをするのか?
一人暮らしをするのか?

お金の話だけに聞きづらい部分かもしれませんが、オープンキャンパスのタイミングで確認しておくことをお勧めします。
そもそもご両親の意向は国公立大学しかダメ!!と後から知ったというケースもあります。
しっかりと話し合っておきましょう。

また大学入学と同時に一人暮らしを始める方も多いかと思います。
今まで実家で過ごしてきた皆さんは、生活費の管理をしなくてはいけません。

何にどれくらいお金がかかるのか計算してみるといいと思います。

7留学・資格制度

特に語学留学を希望される方は要チェックです。
在学中に留学をする場合大きく2つの方法があります。
①大学の留学制度を利用する。
②留学エージェントを使って留学する。

①の場合、交換留学、長期休暇中の留学などがあります。
メリットとして、
・留学期間も修了年限に含まれ、4年で卒業可能
・単位付与(互換)の制度がある
・先輩や留学センターを通して情報収集がしやすい
・宿舎の確保など、協定校からの留学生として優遇されることがある
・返済不要の奨学金(給付型)を受給できる可能性がある

デメリットとして
・語学要件・学業成績要件などがある場合がある
・学内選考がある
⇒事前準備に時間がかかる
⇒希望通りの留学先に行けないことがある

②の場合、海外の語学学校に留学、ホームステイ、インターンシップなどがあります。
メリットとして
・留学先・期間を自由に決定できる
・幅広い留学目的に対応できる(インターンシップ、ボランティアなど)
・手続きの負担が減る
・現地でのサポートが期待できる

デメリットとして
・費用が割高になることがある
・在籍大学の単位として認められないことが多い
・長期間の留学の場合、休学が必要
・信頼できるエージェントか吟味が必要

また資格制度に関しては、在学中に資格試験が得られるのか、卒業後に数年の実務経験を経て受験資格が得られるのかなど重要なポイントです。チェックしておきましょう。

8卒業後の進路

卒業後の進路と言われても、ピンと来ない方が大半だと思います。
ここは素直に大人の意見を聞いておきましょう。

大学のパンフレットやサイトには卒業後の進路について書かれています。
企業名や組織名を身近な大人に見てもらい、評価してもらいましょう。

というのも皆さんが知っている企業って、実は社会の中ではほんの一部分なんですよ。

社会に目を向ける良い機会だと思いますので、大人の感想をゲットしてみて下さい。