皆さん、こんにちは。
武田塾大森校です。
今回のブログは、2学期は勉強で遅れを取りたくない、良いスタートダッシュを切りたいという生徒さん、親御さん必見の内容です。
まず、2学期出遅れてしまう生徒のパターンについていくつか挙げてみたいと思います。
普段の生活を思い浮かべながら確認してください。
3つの2学期出遅れてしまう生徒のパターン
①夏休み中は昼夜逆転している、「生活リズム崩壊」型
②2学期に入っても、まだ夏休みの宿題が終わっていない「きっと宿題なんとかなるさ~」型
③1学期の学習内容を忘れている「1学期は遠い昔」型
何か当てあてはまっていたものはありましたか?
「ええっこれって私じゃん」と驚いている方は要注意ですよ!!
それでは、具体的にそれぞれのパターンについて解決策を見ていきましょう。
①「生活リズム崩壊」型の生徒へ
たった3つのステップで生活リズムは元に戻すことができます。
STEP1
毎日決まった時間に起き、朝食をとりましょう!!
どんなに夜更かしをし遅く寝ても、決まった時間に起きましょう。
そして朝食は必ずをとりましょう。
朝からエネルギッシュに活動するための必須条件です。
大切なことは、例えば朝7時に起きると決めたら、朝5時に寝ようが、6時に寝ようが、7時に必ず起きて下さい。
一人で起きるのが厳しい方はご家族に協力してもらいましょう。
STEP2
十分な睡眠をとりましょう。
ベットに入ってからのスマホはやめましょう。
スマホのスクリーンは、日中太陽が出ている時にも見え易いようにとブルーライトという光を放っています。
夜にその光を見ると脳は太陽光と勘違いし、眠りへと導く「メラトニン」という脳内ホルモンが分泌されなくなります。
また就寝の3時間前に食事を取ったり、カフェインを摂取するのは控えましょう。
STEP3
毎朝たっぷり日光を浴びましょう。
STEP2で触れた「メラトニン」ですが、これは太陽の光を浴びることで分泌が抑えられます。
すっきり目覚めるためには、カーテンを開け、太陽光を全身に浴びせましょう。
このスリーステップで生活リズムのズレはリセットできます。
②「きっと宿題なんとかなるさ~」と考えてしまう生徒の問題点
この生徒の多くは以下3つの問題点を抱えています。
問題点1
面倒なことは先延ばしにする傾向がある。
問題点2
宿題をやるのは他人かのように宿題範囲を知らない。結果計画が立てられない。
問題点3
宿題の期限は最悪の場合、守らなくてよいと思っている。
このような生徒さんはどのようにしたらよいのでしょうか?
次の4つのステップで宿題に取り組みましょう。
夏休みの宿題を終わらせるための4つのSTEP
STEP1
宿題が終わらなくても、「言い訳をしない。」と誓いましょう。
何か不都合な事が起きると、とっさに言い訳を思いつく生徒がいます。
心理学用語で創造的回避(クリティカルアボイダンス)と呼びます。
実は言い訳を思いつく生徒の脳はこの瞬間に活性化され、最もらしい理由を作り出します。
是非とも、建設的な方向で脳を使っていきましょう。(笑)
したがって、宿題が終わらなくても「言い訳をしない」。
これだけ守りましょう。
関連記事
約束が守れない?守らない?生徒には共通点がある!!(近日中にアップします。)
STEP2
宿題にかかる最短時間を予測、計算しましょう。
具体的には、
ドリルや問題集の場合
1ページ当たりにかかる時間から計算しましょう。
数学のドリル 50ページ
1ページ30分⇒合計25時間
英語の問題集 30ページ
1ページ20分⇒合計10時間
ドリルや問題集以外の宿題の場合
各工程ごとにどれくらい時間がかかるか計算しましょう。
読書感想文 原稿用紙4枚
本を読む⇒3時間
構想を練る⇒2時間
下書きする⇒1時間
清書する⇒1時間
合計⇒7時間
総合計時間
25+10+7=42時間
STEP3
1日の勉強時間でいつから始めれば間に合うか計算する。
1日出来る勉強時間⇒3時間
42時間(総合計時間)÷3時間(1日の勉強時間)
=14日
残り14日もなければ、1日の勉強時間を増やしましょう。
もしくは残りの日数で1日の勉強時間を割り出しましょう。
42時間(総合計時間)÷10日(残り日数)
=4.2時間(1日の勉強時間)
STEP4
ある程度進めたら、当初の計画を見直しましょう。
当初の計画とはSTEP2で予測した「1ページ何分かかるか?」です。
もし、当初の計画よりも時間がかかるなら、1日の勉強時間を増やさなければなりません。
こまめに計画の立て直しをしていきましょう。
ワンポインントアドバイス
ポイントは、最初の計画は「ざっくりでよい」ということです。
完璧な計画など存在しません。
実際にやっていく過程で何度も修正し、作り変えていきましょう。