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自己肯定感を高めるには

皆さんこんにちは武田塾大森校です。

今回は「自己肯定感を高める方法」についてブログを書いていこうと思います。

皆さんは、「自己肯定感」という言葉を知っていますか?

この「自己肯定感」ですが、成績を伸ばすためには極めて重要なものです。ぜひこの記事を読んで下さい。


このブログは以下のような受験生にオススメしたいです。

【対象生徒】
・ライバルにどんどん差をつけれて、焦っている
・毎日勉強はしているものの、毎日不安でしょうがない
・モチベーションの上下が激しく、勉強時間が安定しない



【目次】
1.自己肯定感って何?

2.自己肯定感が高い人、低い人の違い

3.簡単テスト(あなたの自己肯定感の高さをチェック)

4.自己肯定感が低い生徒あるあるが言いたい〜

5.自己肯定感を高めるには!!

その1 口癖を変える

その2 リフレーミング

その3 スモールウィン

その4 アファーメーション

その5 自分のすべてを認める


1.自己肯定感って何?

実用日本語表現辞典によると、

自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

とあります。

要するに、この自己肯定感は、受験勉強に取り組むモチベーションや満足感、幸福感にも大きな影響を与えます。

自己肯定感が高いと、受験勉強における様々な出来事に対して積極的に取り組んでいくことができますし、満足感、幸福感も高まっていきます。

しかし、自己肯定感が低いモチベーションの低下だけでなく、ネガティブな考え方にとらわれてしまい、満足感、幸福感も上がってきません。

そこで、今回のブログでは自己肯定感についてさらに深掘りしていきます。

2.自己肯定感が高い人、低い人の違い

簡単ではありますが、以下に特徴をまとめます。

<自己肯定感が高い生徒の特徴>
自分の良くない所を理解し、
より良い自分に成長するための
ポジティブな努力が自然にできる


<自己肯定感が低い生徒の特徴>
自分は能力がないと思い込み、
周りの意見や褒め言葉を
素直に受け止めることができない

同じ現状が起こったとしても、前者と後者とでは感じ方に違いがあるということです。

3.簡単テスト(あなたの自己肯定感をチェック)

先程、同じ現象でも、自己肯定感が高い人と低い人とでは反応の仕方に違いが見られます。

それでは、あなた自身の自己肯定感の高さを簡単にチェックしていきましょう。

「どちらかというと近な〜」という方をお選びください。

質問1
先生や親にほめられた時の反応


(1)自己肯定感が高い生徒
・素直に喜ぶ
・相手に感謝する

(2)自己肯定感が低い生徒
・心から喜べない
・嫌味を言っているのでは?と感じたり何か企みがあって、オーバーに言っているだけでは?などと疑ってしまう


質問2
先生や親に怒られた時の反応

(1)自己肯定感が高い生徒
・すぐに立ち直れる
・失敗を素直に認める
・自分のためになる意見と思える

(2)自己肯定感が低い生徒
・結構引きずる
・ダメな人間だと自分を責めてしまう
・小さなミスでも気になってしまう
・相手に嫌われていないか?心配になる
・つい逆ギレしてしまう

いかがでしたでしょうか?簡単なテストなので、結果を気にしすぎないでくださいね〜。

4.自己肯定感が低い生徒あるあるが言いたい〜

自己肯定感が低い生徒あるあるを見ていきましょう。

ここでは、「行動タイプ?受身タイプ?」「内向きタイプ?外向きタイプ?」という2つの軸で、自己肯定感の低い人を4つのタイプに分類しました。


<行動-内向きタイプ>
・本気で受験勉強に向き合っていない
・受験に興味がないふりを装う
・努力をしない


<行動-外向きタイプ>
・自慢話ばかりする
・他人の批判をする
・人にアドバイスをしたがる


<受け身-内向きタイプ>

・無理が口癖
・人と比べ落ち込む
・褒められるのが苦手


<受け身-外向きタイプ>

・人からどう見られているか敏感になりすぎる
・過度に気をつかう
・他人に依存してしまう

5.自己肯定感を高めるには具体的にどうしていけばいいの??

では、自己肯定感を高めるためにはどうすれば良いのか、5つの方法をご紹介します。

その1 口癖を変える
その2 リフレーミング
その3 スモールウィン
その4 アファメーション
その5 自分のすべてを認める

それでは順に説明していきますね。

その1 口癖を変える

これが1番手軽かもしれません。

自分を勇気づける言葉を発するのか、怖気づかせる言葉を発するのかは自分次第です。

ぜひ、自分の独り言に意識を集中させてください。

受験生なら、これらの言葉はこう言い換えてほしいというものをあげます。


「でも〜だから(だいたいが言い訳)」
→「どうすれば〜できるようになりますか?(できるようになるだろう?)」
→言いそうになったら、ぐっと堪えて会話を成り立たせる。

「〜は無理だ」
→「つまずいている原因はなんだろう?前の知識に戻って確認しよう!!」

「勉強めんどくさいな」
→「楽しくなるには、どうしたらよいだろう?」

などです。

意識してみると、結構ネガティブな言葉を使っていることに気付かされます。

その2 リフレーミング

リフレーミングとは、Wikipediaによると、

ある枠組みで捉えられている物事を枠組みを外して、違う枠組みで見ることを指す。

とあります。

私なりの解釈になりますが、ネガティブなものの中から、ポジティブな意味を見出そうということです。

具体的には、

「単語帳の並びで単語を覚えてしまう。長文を読んだときに単語の意味が出てこない〜」
→「長文を読むことで、今まで完璧だと思っていた単語のあいまいさに気づくことでできる!!」


「模試は実力の未熟さが露呈してしまうので、受けたくない〜」
→「模試を受けることで、自分の伸びしろが把握できるし、危機感を増すことができる。より受験勉強に集中できるきっかけになる!!」


「毎日覚えることがたくさんで、嫌になっちゃう〜」
→ 「日が経つにつれ、覚えることがどんどん少なくなるし、一歩ずつ成長している!!」

いかがでしょうか?

私は受験時、勉強のことに一切口を出さなかった母親から「雨が降っても、プラスの意味を見つけなさい!!」と本気で怒られたことがあります。笑

そのことをきっかけにこのリフレーミングの習慣が身につきました。(当時はリフレーミングという言葉すら知りませんでしたが。)

その3 スモールウィン

スモールウィンとは、小さな目標達成を積み重ねることです。

受験勉強は膨大な知識量、演習量を求められます。

しかし、「千里の道も一歩から」です。

一日ですべての範囲を網羅することは不可能です。

なので、目標を細切れにしましょう。

欲張らず、小さくコツコツ積み重ねましょう。

そして、そのひとつひとつを達成できたなら、確実にゴールに近づいている自分をしっかり褒め称えましょう。

その4 アファーメーション

アファメーションとは、まだ起こっていないことをさも実現したかのように肯定的に断言をすることです。

具体的には、

「センター英語で180点取っている」
「第一志望の〇〇大学に合格している」
「来年の今頃は憧れだった〇〇大学の〇〇キャンパスを歩いている」
「勉強が楽しくて、毎日明日になるのが楽しみだ」

などです。

ポイントは否定されない人に言うことです。

私は受験当時、飼っていた犬に言っていました。笑
(人ではないですね。)

その5 自分のすべてを認める

これらの4つのテクニックが難しいなら、まずは「自分のすべてを認める」から始めてみませんか?

「ありのままの自分」を受け入れましょう。

突然ですが、私には3歳の息子と0歳の娘がいます。

正直言って、存在しているだけで無条件で愛の対象です。

高校生の皆さんも同じです。

短所があろうが、コンプレックスがあろうが、勉強の成績が悪かろうが、皆さんはめちゃめちゃ愛されています。

その愛のありがたさに気づいた時、「ありのままの自分」に自信が持て、自然と活力が湧いてくると確信しています。

最後はこっ恥ずかしいお話でした。笑